映画『誰がために憲法はある』トークイベントに塚本晋也監督が登壇します!

現在、ポレポレ東中野にて大ヒット・ロングラン上映中の 映画『誰がために憲法はある』 のトークイベントに塚本晋也監督がゲストとして登壇することが決定しました。
 
日時:7月13日(土) 『誰がために憲法はある』19:00の回上映後
会場:東京・ポレポレ東中野
ゲスト:塚本晋也(映画監督)×井上淳一監督によるトーク
 
映画「誰がために憲法はある」 は芸人・松元ヒロさん原作による一人舞台『憲法くん』を、女優・渡辺美佐子さんの出演で映画化した12分の作品を基に、渡辺さんが1980年から仲間の女優たちと続けてきた原爆朗読劇「夏の雲は忘れない」について描いたドキュメンタリーです。
 
2015に公開した『野火』を毎夏上映しており、今年も8月から全国30館規模で5年目のアンコール上映を控える塚本監督。それぞれの映画を通して「戦争の恐ろしさ」と「憲法の大切さ」を改めて認識し、元号が昭和、平成、令和と変わっていく中で、二度と戦争が起こらないよう過去から未来を見つめ直すきっかけとなればと思います。
 
塚本晋也監督コメント
「憲法のこと。議論が熟して、熟しすぎてよく分からなくなってしまったまま、時が過ぎてゆくのが不安です。
戦争の恐ろしさをまず知っていただくことが重要に思い、『野火』を上映し続け戦後74年になりました。そして、ずっと話されてきた憲法のことを、分からないままにしておくことができない時期に差し掛かってきました。分からなくなっちゃった理由はこのへんかな?という素朴な疑問からお話できたら、と思っております。」
 
井上淳一監督コメント
「こんな地味な憲法映画に多くのお客さんが観られている。有り難いと思う反面、こういう映画が必要とされるなんて、いい時代じゃないんだなとも思う。今の改憲への流れに危機感を抱いているお客さんのみならず、映画館やマスコミによって、この映画は広がっている。だけど、まだまだ届く人にしか届いていない。どこまで届かない人に届くか。大袈裟に言えば、それにこの国の未来がかかっている。」