戦後80年『野火』アンコール上映 塚本晋也監督の劇場トークイベントのオンライン登壇への変更のお知らせ(8/13現在)

平素は格別のご高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。

先般、塚本晋也監督が腰痛の悪化により歩行が困難な状況のため予定されていた劇場でのトークイベントへの登壇を急遽オンライン登壇に変更、登壇者の変更をさせていただきました。
その後、少しずつ回復はしておりますが、長い距離の移動は依然として難しい状況です。
大事を取りまして、8/15以降の一部劇場での登壇予定を下記の通り変更とさせていただきます。
また現状、登壇予定となっている劇場におきましても当日の様態により急遽オンライン登壇とさせていただく場合がございます。予めご了承くださいませ。
何卒ご容赦いただけますようお願い申し上げます。

8/15(金) ユーロスペース 19:00の回上映後 登壇者:リリー・フランキーさん、塚本晋也監督(※オンライン登壇の可能性あり)
8/16(土) 横浜シネマ・ジャック&ベティ 14:50の回上映後 オンライン登壇に変更
8/17(日) シネマネコ 12:10の回上映後 オンライン登壇に変更
8/23(土) 小倉昭和館 14:00の回上映後 登壇者:黒田征太郎さん、塚本晋也監督(オンライン登壇)

また以降の登壇予定に関しましても、経過を観察し、様態次第では、急遽変更が生じる可能性がございます。予めご了承いただけますと幸いです。

日程調整中 立川シネマシティ

塚本監督に直接お会いできるのを楽しみにしていただいたお客様には大変申し訳ございません。
また急なご対応をご了承くださった劇場の皆さまに感謝申し上げます。
何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

2025年8月13日
株式会社新日本映画社

戦後80年『野火』アンコール上映 体調不良による塚本晋也監督の劇場トークイベントのオンライン登壇への変更 及び 登壇者変更のお知らせ

平素は格別のご高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。
戦後80年『野火』アンコール上映のご鑑賞を予定してくださっているみなさまへお知らせいたします。

このたび塚本晋也監督が腰痛の悪化により歩行が困難なため、近日中及び遠方で予定されていました劇場でのトークイベントへの登壇が難しい状況です。
従いまして、下記の劇場での登壇予定につきまして、急遽オンライン登壇への変更、登壇者の変更をさせていただくこととなりました。
またそれに伴いまして予定されていた塚本晋也監督のサイン会は中止とさせていただきます。

誠に申し訳ございませんが、何卒ご容赦いただけますようお願い申し上げます。

8/9(土) 川越スカラ座 15:10の回上映後 オンライン登壇に変更
8/10(日) 横浜シネマリン 14:30の回上映後 オンライン登壇に変更
8/10(日) 新文芸坐 19:40の回上映後 オンライン登壇に変更
8/11(月) キネマ旬報シアター 12:20の回上映後 オンライン登壇に変更
8/11(月) 東劇 15:40の回上映後 登壇者変更  林啓史さん(『野火』『ほかげ』助監督)が登壇いたします。
8/23(土) 小倉昭和館 14:00の回上映後 オンライン登壇に変更  ※黒田征太郎さんの登壇は予定通りです

また以降の登壇予定に関しましても、経過を観察し、様態次第では、急遽オンライン登壇への変更や登壇者の変更が生じる可能性がございます。予めご了承いただけますと幸いです。

8/15(金) ユーロスペース
8/16(土) 横浜シネマ・ジャック&ベティ
8/17(日) シネマネコ
日程調整中 立川シネマシティ

楽しみにお待ちいただいていた皆さま、劇場関係者のみなさまには誠に申し訳ございません。また急なご案内になりましたことをお詫び申し上げます。
何卒ご理解いただけますようよろしくお願い申し上げます。

2025年8月8日
株式会社新日本映画社

11年目の『野火』戦後80年アンコール上映

塚本晋也監督が、戦後70年に当たる2015年に初公開し、これまで71年、72年、73年、74年、75年、76年、77年、78年、79年と毎夏かかさず上映を重ねてきた『野火』。戦後80年の今年も終戦記念日を中心に、渋谷・ユーロスペースほか全国にてアンコール上映を行う運びとなりました。初公開時、塚本監督は「今、実際に戦争の痛みを知る人がいよいよ少なくなるにつれ、また戦争をしようとする動きが起こっているような気がしてなりません。」とコメントしています。それから10年が経過し、その危機感はさらに増しているように思われます。未だ世界で戦禍が止まぬ中、スクリーンを通して戦場の恐ろしさを体感し、戦争と平和について考えていただきたいと考えております。今年も渋谷・ユーロスペースでの塚本晋也監督トークのほか、小倉昭和館では黒田征太郎さんとのトークを予定しております。これまでの集大成の上映となります。ぜひご来場ください。


塚本晋也監督が、戦後70年にあたる2015年に初公開した『野火』。構想から20年の歳月をかけ完成させ、2014年にヴェネチア映画祭メインコンペティション部門出品、翌年に全国83館で劇場公開。その後も、製作当初から「『野火』を毎年終戦記念日に上映されるような映画にしたい」という塚本監督の思いに共感した劇場にて、毎年アンコール上映を重ねてきた。初年度からの劇場・自主上映含む総観客数は10万人を突破している。

戦後80年という節目の年を迎えた今年も渋谷・ユーロスペースを中心に北海道から沖縄まで全国36館の劇場で上映が決定。(7月4日現在)各劇場の上映予定、イベント予定等実施の詳細は劇場HP、『野火』オフィシャルサイト・SNSにて随時発表する。

今年も渋谷・ユーロスペースほかにて塚本監督のトークに加え、昨年に続き小倉昭和館ではイラストレーターの黒田征太郎さんとの企画も進行中。
今後も末永く上映は続けていくが、今回のアンコール上映がこれまでのかたちでの上映の集大成となる。


【塚本晋也監督からのコメント】

10年目の「野火」を超え、11年目、戦後80年の「野火」になります。
10年もの間、毎年終戦記念日のころに上映を続けてくださった映画館の皆さま、そして劇場にお越しくださった皆さまに心より感謝を申し上げます。
戦後70年の年は、日本が戦争に近づいているという恐怖心があり、上映を始めましたが、それから10年、今は世界が恐ろしい事態に近づいているのでは、と心配です。
戦争をわれわれ一般人の目線で描いた「野火」、これからご覧になる方も、すでにご覧になった方も、肌感覚で戦争を思い出していただきたく、ぜひ劇場でこの映画を体験していただきたいと思います。
今年でいったんこれまでの形での上映は終了しますが、今の世界の状況にあって、「野火」の上映自体は今後も続けたく、あらたな場を求めていきたいと思っています。もちろんこれまでお世話になった劇場さんも状況が許されるとき引き続きお願いしたい所存です。
ここまでほんとうにありがとうございました。
それでは戦後80年の「野火」、よろしくお願いします。

塚本晋也


極限の状況下での人間の姿を描き、戦争の恐怖をあぶり出した『野火』。未だ世界で戦禍が止まぬ中、戦後80年を迎えられた日本で、観客のみなさまに劇場で戦場の恐ろしさを疑似体験していただきたい。そして、戦争と平和について考える機会にしていただきたい。

随時更新!上映劇場はこちらのページでご確認ください。

「街の小さな映画館」フィナーレ動画はこちら

10年目の『野火』戦後79年アンコール上映

2023年11月に最新作『ほかげ』を公開した塚本晋也監督が、戦後70年に当たる2015年に初公開し、これまで71年、72年、73年、74年、75年、76年、77年、78年と毎夏かかさず上映を重ねてきた『野火』が、いよいよ10年目を迎えます。今年も終戦記念日を中心に、渋谷・ユーロスペースほか全国にてアンコール上映を行う運びとなりました。未だ世界で戦禍が止まぬ中、スクリーンを通して戦場の恐ろしさを体感し、戦争と平和について考えていただきたいと考えております。今年は渋谷・ユーロスペースでのトークに塚本晋也監督とリリー・フランキーさんの登壇が決定、小倉昭和館では黒田征太郎さんとのトークが決定しております。


2023年11月に終戦直後を舞台に民衆の目線で戦争を描いた最新作『ほかげ』を公開し、国内外で数々の賞を受賞した塚本晋也監督が、戦後70年にあたる2015年に初公開した『野火』。構想から20年の歳月をかけ完成させ、2014年にヴェネチア映画祭メインコンペティション部門出品、翌年に全国83館で劇場公開。その後も、製作当初から「『野火』を毎年終戦記念日に上映されるような映画にしたい」という塚本監督の思いに共感した劇場にて、毎年アンコール上映を重ねてきた。

初年度からの劇場・自主上映含む総観客数はおよそ9万9500人にのぼり、10万人突破も目前に迫っている。ついに公開から10年目となる戦後79年の今年も渋谷・ユーロスペースを中心に全国30館の劇場で上映が決定。(7月19日現在)各劇場の上映予定、イベント予定等実施の詳細は劇場HP、『野火』オフィシャルサイト・SNSにて随時発表する。

今年は渋谷・ユーロスペースのトークに塚本監督に加えて、リリー・フランキーさんの登壇も決定!さらに小倉昭和館では故野坂昭如さんの著作『戦争童話集』の絵本を手がけたイラストレーターの黒田征太郎さんと塚本監督とのクロストークも開催する。


【塚本監督からのコメント】

戦後70年から上映を開始した「野火」。 毎年30館以上の映画館さんが夏の終戦記念日を中心に上映をし続けてくださっています。 1年1年の積み重ねでしたが、こうして振り返ると早10年。10年も「野火」を上映してくださるなんて、思えば驚くべきことです。この映画を大切に思ってくださった劇場さん、そして観に来てくださったお客さまに心より感謝します。

さて、10年経過しましたが、世の中への不安は相変わらず募るばかりです。 果たして「戦前」とまで言われ始めた今の状況は、後戻りできるところにいるのでしょうか。そんな中でも、祈りの気持ちは確実に多くのお客さまの心の中に住むことができたと思っております。 どうか「野火」に込めたこの祈りが、忘れ去られることのないようにと強く願うばかりです。 10年もの間、本当にありがとうございます。


極限の状況下での人間の姿を描き、戦争の恐怖をあぶり出した『野火』。戦争の終わらなさを描いた最新作『ほかげ』とあわせ、また10年の世の中の流れを振り返りつつ、観客のみなさまにぜひご覧いただきたい。そして、未だ世界で戦禍が止まぬ中、劇場で戦場の恐ろしさを体感し、戦争と平和について考える機会にしていただきたい。

随時更新!上映劇場はこちらのページでご確認ください。

9年目の『野火』戦後78年アンコール上映

2023年11月に新作『ほかげ』の公開を控える塚本晋也監督が、戦後70年に当たる2015年に初公開し、これまで71年、72年、73年、74年、75年、76年、77年と毎夏かかさず上映を重ねてきた『野火』。今年も終戦記念日を中心に、渋谷・ユーロスペースほか全国にて9年目のアンコール上映を行う運びとなりました。世界情勢がますます混迷する今、スクリーンを通して戦場の恐ろしさを体感し、引き続き戦争と平和について考えていただきたいと考えております。今年は新装版のパンフレットも完成し上映劇場で販売予定です。


戦後70年にあたる2015年に初公開した塚本晋也監督の『野火』。構想から20年の歳月をかけ完成させ、2014年にヴェネチア映画祭メインコンペティション部門出品、翌年に全国83館で劇場公開。その後も、製作当初から「『野火』を毎年終戦記念日に上映されるような映画にしたい」という塚本監督の思いに共感した劇場にて、毎年アンコール上映を重ねてきた。

初年度からの劇場・自主上映含む総観客数はおよそ9万8300人にのぼる。公開から9年目となる戦後78年の今年も渋谷・ユーロスペースを中心に全国30館の劇場で上映が決定。(7月20日現在)(※別紙にアンコール上映劇場一覧あり。)各劇場の上映予定、イベント予定等実施の詳細は劇場HP、『野火』オフィシャルサイト・SNSにて随時発表する。

また今年は新装版のパンフレットが完成。書籍『塚本晋也×野火』(游学社)に掲載されていた第二次世界大戦に関する詳細な解説とシナリオを採録したオールカラー70ページ。上映劇場にて販売開始する。(一部劇場を除く)


【塚本監督からのコメント】

9年目の「野火」になります。

戦後70年の夏から毎年上映を続けることができたのは、理解を示してくださった多くの劇場さんと、見てくださる皆さまのおかげです。

ウクライナの戦争が終わらず、世界の状況が底の抜けたように不安に満ち、何が正しいのかさ えはっきり言えない世の中になってきたと言えます。

そんな時にこそ、大岡昇平さんからのメッセージ、「野火」に立ち返ってみて欲しいです。

戦争が始まれば、何が起こるのか。 人はどう変わってしまうのか。

その上で様々な議論が展開されることを望んでおります。

「野火」。 今こそさらに多くの皆さんに観ていただきたいと思います。

塚本晋也


11月には『野火』『斬、』の流れを汲む最新作『ほかげ』の公開を控えている塚本晋也監督が、極限の状況下での人間の姿を描き、戦争の恐怖をあぶり出した『野火』。世界情勢がますます混迷する今、観客のみなさまに劇場で、戦場の恐ろしさを体感し、引き続き戦争と平和について考える機会にしていただきたい。

随時更新!上映劇場はこちらのページでご確認ください。