【11月に延期になりました】神奈川近代文学館「大岡昇平の世界展」記念上映のお知らせ

神奈川近代文学館にて2020年3月20日(金・祝)~5月17日(日)に開催される特別展「大岡昇平の世界展」を記念し、2020年4月10日(金)、11日(土)の2日間『野火』の特別上映が決定いたしました。メイキングも同時上映いたします。大岡昇平の世界とあわせましてぜひご高覧ください。
※新型コロナウイルス感染拡大予防のため、特別展の開催は2020年10月3日(土)~11月29日(日)、特別上映は11月6日(金)、7日(土)に延期になりました。

◆第43回文芸映画を観る会 大岡昇平の世界展記念上映「野火」◆

【日時】2020年4月10日(金)、11日(土) 各日13:30上映開始(13:00開場)
→2020年11月6日(金)、7日(土)各日13:30上映開始(13:00開場)

【会場】神奈川近代文学館 展示館2階ホール(定員220名)

【料金】各回前売・神奈川近代文学館友の会会員600円、当日800円
*未就学児の入場はご遠慮ください。
*チケットのNo.順ではなく、当日12:30よりホール前で配布する整理券番号順にご入場いただきます。

【内容】
映画『野火』本編上映+メイキング「塚本晋也解説『野火』20年の軌跡」同時上映

【お問い合わせ】
公益財団法人神奈川文学振興会 総務課
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL : 045-622-6666

特別展「大岡昇平の世界展」
2020年3月20日(金・祝)~5月17日(日)
※休館日:月曜日(5月4日は開館)
→2020年10月3日(土)~11月29日(日)に延期

神奈川近代文学館

公益財団法人神奈川文学振興会

塚本晋也監督 第76回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門の審査員に決定!

このたび、第76回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門におきまして、塚本晋也監督が審査員をつとめることが決定いたしました。塚本晋也監督は昨年『斬、』が第75回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品。ヴェネチア国際映画祭との縁は深く、過去には『六月の蛇』(2002年)ではコントロコレンテ部門(のちのオリゾンティ部門)で審査員特別大賞、『KOTOKO』(2011年)はオリゾンティ部門で最高賞のオリゾンティ賞を受賞。コンペティション部門へは『鉄男THE BULLET MAN』(2009)、『野火』(2014)、『斬、』(2018)と3度の出品を果たしています。同映画祭で塚本監督が審査員をつとめるのは1997年のメインコンペティション部門、2005年のオリゾンティ部門に次いで3度目。日本人では大島渚監督、音楽家の坂本龍一さんと塚本監督の3人のみです。第76回ヴェネツィア国際映画祭はアルゼンチンのルクレシア・マルテル監督を審査員長に迎え、現地時間8月28日に開幕します。

塚本晋也監督は今年に入り、ドイツで開催された「第19回ニッポン・コネクション」でニッポン名誉賞を受賞、また米・NYで開催の北米最大の日本映画祭「第13回JAPAN CUTS ~ジャパン・カッツ!」にて第8回カット・アバブ賞を受賞とこれまでの功績を称え贈られる賞を続けて受賞しています。『鉄男』(1989)での鮮烈な劇場映画デビューから今年で30周年。『鉄男』生誕30周年企画シリーズ特集上映が全国順次公開中です。

【映画祭概要・塚本晋也監督ヴェネチア履歴】

  • ヴェネチア国際映画祭:イタリアのヴェネチアで開催されるカンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭の一つで、世界最古の歴史を持つ。最高賞には金獅子賞が与えられる。今年で第76回を迎え、開催期間は現地時間8月28日〜9月7日。コンペティション部門を競う作品は21本。
  • 塚本晋也監督のヴェネチア履歴:1997年にメインコンペティション部門審査員。(『HANA-BI』金獅子賞の年)『バレット・バレエ』(98)プレミア上映、『双生児』(00)プレミア上映、『六月の蛇』(02)コントロコレンテ部門(のちのオリゾンティ部門)審査員特別大賞 受賞、『ヴィタール』(04)プレミア上映、2005年はオリゾンティ部門審査員。『鉄男THE BULLET MAN』(09)コンペティション部門出品、『KOTOKO』(11)オリゾンティ部門 最高賞のオリゾンティ賞 受賞、『野火』(14)コンペティション部門出品、『斬、』(18)で3度目のコンペティション部門出品

映画『誰がために憲法はある』トークイベントに塚本晋也監督が登壇します!

現在、ポレポレ東中野にて大ヒット・ロングラン上映中の 映画『誰がために憲法はある』 のトークイベントに塚本晋也監督がゲストとして登壇することが決定しました。
 
日時:7月13日(土) 『誰がために憲法はある』19:00の回上映後
会場:東京・ポレポレ東中野
ゲスト:塚本晋也(映画監督)×井上淳一監督によるトーク
 
映画「誰がために憲法はある」 は芸人・松元ヒロさん原作による一人舞台『憲法くん』を、女優・渡辺美佐子さんの出演で映画化した12分の作品を基に、渡辺さんが1980年から仲間の女優たちと続けてきた原爆朗読劇「夏の雲は忘れない」について描いたドキュメンタリーです。
 
2015に公開した『野火』を毎夏上映しており、今年も8月から全国30館規模で5年目のアンコール上映を控える塚本監督。それぞれの映画を通して「戦争の恐ろしさ」と「憲法の大切さ」を改めて認識し、元号が昭和、平成、令和と変わっていく中で、二度と戦争が起こらないよう過去から未来を見つめ直すきっかけとなればと思います。
 
塚本晋也監督コメント
「憲法のこと。議論が熟して、熟しすぎてよく分からなくなってしまったまま、時が過ぎてゆくのが不安です。
戦争の恐ろしさをまず知っていただくことが重要に思い、『野火』を上映し続け戦後74年になりました。そして、ずっと話されてきた憲法のことを、分からないままにしておくことができない時期に差し掛かってきました。分からなくなっちゃった理由はこのへんかな?という素朴な疑問からお話できたら、と思っております。」
 
井上淳一監督コメント
「こんな地味な憲法映画に多くのお客さんが観られている。有り難いと思う反面、こういう映画が必要とされるなんて、いい時代じゃないんだなとも思う。今の改憲への流れに危機感を抱いているお客さんのみならず、映画館やマスコミによって、この映画は広がっている。だけど、まだまだ届く人にしか届いていない。どこまで届かない人に届くか。大袈裟に言えば、それにこの国の未来がかかっている。」
 
 
 
 
 

原作:大岡昇平 生誕110年 × 監督:塚本晋也 劇場映画デビュー30年 公開5年目を迎えた『野火』は令和初の夏もスクリーンに帰ってくる!!

2018年11月に最新作『斬、』を公開した塚本晋也監督が、戦後70年、71年、72年、73年と上映を重ねてきた『野火』。初公開から5年目を迎えた今年も終戦記念日を中心に、渋谷・ユーロスペースほかにて戦後74年のアンコール上映を行わせていただく運びとなりました。元号が平成から令和に変わり、歴史的には新しい時代の幕開けとなりましたが、引き続き映画『野火』を通して戦争を体感していただくことで、戦争の恐ろしさを繰り返し記憶にとどめていただく機会にしていただければと考えております。


2018年に最新作『斬、』がヴェネチア映画祭メインコンペティション部門に選出され、11月に全国にて劇場公開された塚本晋也。今年2019年は平成の幕開けとともに鮮烈な劇場デビューとなった『鉄男』(89)から30周年を迎え、先月ドイツで開催された第19回ニッポン・コネクションでのニッポン名誉賞受賞や7月に米NYジャパン・ソサエティー主催の第8回カット・アバブ賞の受賞が決定するなど、これまでの功績が世界で称えられている。

そんな塚本監督が構想から20年の歳月をかけ完成させ、2014年にヴェネチア映画祭メインコンペティション部門出品、戦後70年に当たる翌2015年に全国83館で公開した映画『野火』。製作当初からの「『野火』を毎年終戦記念日に上映されるような映画にしたい」という塚本監督の思いに共感した劇場にて、これまでアンコール上映を重ねてきた。初年度からの劇場・自主上映含む総観客数はおよそ9万人にのぼる。公開から5年目となる戦後74年の今年も渋谷・ユーロスペースを中心に全国30館の劇場で上映が決定。(6月21日現在)初上映となる劇場も多数あり、昨年よりも公開館数は増える見込み。

今夏のアンコール上映に先行して、7月21日(日)には川崎市市民ミュージアムにて、塚本晋也監督と映画監督でプロデューサーの岡本みね子氏のトークイベントが決定。本イベントは同月27日より川崎市市民ミュージアムにて「独立プロが描く平和への願い」と題し、同館の所蔵品である独立プロダクションの作品を中心に、戦争と真摯に向き合うために自主製作という形で生まれた作品を特集上映する企画のプレイベント。対談の前には『野火』のメイキング映像として、戦争体験者の声、撮影風景、映画祭、全国の劇場行脚の様子を通し戦後70年という重大な年を浮き彫りにする60分の濃密なドキュメンタリー「塚本晋也解説『野火』20年の軌跡」が上映される。同日に岡本喜八監督の『肉弾』(68)も鑑賞の場合は入場無料。

また終戦記念日の8月15日には、NHKラジオ第一放送の終戦の日特集企画「高橋源一郎と読む『戦争の向こう側』~2019年~」に塚本晋也監督がゲスト出演する。


【塚本監督からのコメント】

戦後70年で公開しました『野火』。そのときすでに戦争にいかれた方々はほぼいらっしゃらなくなり、戦場での恐ろしいできごとが忘却の彼方に消し去られようとしていました。

それから丸4年。記憶はさらに遠くなり、戦争で起こったことはさらに遠くへ押しやられ、戦争の痛みを想像することができずにその道に突き進んで進んでしまうことへの不安を感じます。さまざまな考え方がありますが、まずは『野火』を見ていただき、戦争の実際の恐ろしさを体で知っていただくー。その必要を感じています。
常に考えていなければいけないことではありますが、せめて1年に一度、戦争で起こったことを想像していただく機会にしていただけたら、と思います。そこには絶対近づかないようにするためにー。

ぜひ、劇場の大きなスクリーンと音響で、体感してくださいませ。

塚本晋也


今年は「野火」原作の大岡昇平さんの生誕110年にあたる。本作が公開された「戦後70年は、実際の戦争に行かれた方々がほとんどいらっしゃらなくなった年。戦争の痛みを知る方々が少なくなるにつれ、戦争に近づいてしまうという恐れを実感する。」と塚本晋也監督は繰り返し語ってきた。そこから時代はさらに進み、元号が平成から令和となってはじめての終戦記念日を迎える。改めて劇場の大きなスクリーンで、大きな音響に包み込まれ、『野火』があぶり出す戦場のリアリティーを体感してほしい。

随時更新!上映劇場はこちらのページでご確認ください。

《戦後74年の『野火』アンコール上映関連情報》

◆塚本晋也×岡本みね子 トーク開催 川崎市市民ミュージアム特集記念上映プレイベント
■日程:7月21日(日)
■会場:川崎市市民ミュージアム(神奈川県川崎市中原区等々力1-2)1F映像ホール
■プレイベント概要
11:00―『肉弾』(岡本喜八監督作品)上映
14:00―上映+トーク
上映作品:塚本晋也解説『野火』20年の軌跡(『野火』メイキング)
トークゲスト:塚本晋也(映画監督、俳優)×岡本みね子(映画監督、プロデューサー)
お問い合わせ先:川崎市市民ミュージアム TEL:044-754-4500

◆塚本晋也監督ゲスト出演!ラジオ第一放送 終戦の日特集企画
「高橋源一郎と読む『戦争の向こう側』~2019年~」
■放送日時: 8月15日(木) 夜08:05~9:55
■番組内容
まもなく、戦争を体験した人から話を聞くことが出来ない時代がやってくる。しかし、文芸作品は「戦争の向こう側」を様々な角度から、常に描き出してきた。終戦の日、希代の読書家であり、本の目利きである高橋源一郎さんが「戦争の向こう側」を描いた書籍を選び、朗読する。スタジオには、様々なゲストを迎え、語り合う。そこには、記憶に埋もれた、知らなかった「戦争の姿」や「隠された傷跡」がありありと、浮かび上がる。聴く者が皆、本を読む醍醐味と共に、戦争が惹き起こす“悲劇”を胸に刻む2時間。今年は「戦後の物語」を通じて「戦争による精神的・社会的トラウマ」に焦点を当てる。
番組ホームページ

◆メイキング「塚本晋也解説『野火』20年の軌跡」一部劇場にて同時上映
塚本監督が10代に小説と出会ってから映画化へを克明にとらえたドキュメンタリー。戦争体験者への取材、撮影、完成を経てヴェネチア映画祭のプレミア上映、劇場公開時の映像を通して「野火」の全体像に迫る。
監修/構成:塚本晋也 演出/編集:長岡広太 2015年/60分

◆石川忠×中村達也 『野火』上映記念ライブ映像 一部劇場にて同時上映
『野火』初公開時のイベントにて実施された石川忠と中村達也の共演ライブを複数のカメラにより撮影した迫力の映像。塚本作品の現場で照明スタッフとして経験をつみ、監督デビュー作『FORMA』(2013)が第64回ベルリン国際映画祭フォーラム部門国際批評家連盟賞を受賞した坂本あゆみが手がける。
監督:坂本あゆみ 2015年/30分

2月9日(土)~14日(木) 伊勢進富座・塚本晋也監督特集

三重県の伊勢・進富座さんでは、2月9日(土)~14日(木)の6日間限定で塚本晋也監督特集として、『斬、』と『野火』の上映をいたします。2作品が同じ劇場で同じ日にご覧になれるのははじめてです。この機会にぜひご来場ください。

伊勢・進富座

『斬、』10:00/13:20
『野火』11:35

ぜひ続けてお楽しみください!