名古屋シネマスコーレで塚本晋也レトロスペクティブ開催決定

<『野火』公開記念 塚本晋也レトロスペクティブ 『電柱小僧の冒険』から『野火』への軌跡>

【上映期間】

8/8(土)-8/21(金)
※8/9(日)は休映

【上映日程】

8/8(土)・8/10(月) 『鉄男 TETSUO』+『電柱小僧の冒険』
※8/9(日)は休映
19:30-21:25

8/11(火)・8/12(水) 『ヒルコ 妖怪ハンター』
19:30-21:05

8/13(木)・8/14(金) 『鉄男Ⅱ BODY HAMMER』
19:30-20:55

8/15(土)・8/16(日) 『東京フィスト』
20:05-21:35

8/17(月)・8/18(火) 『バレット・バレエ』
20:05-21:45

8/19(水)・8/20(木) 『六月の蛇』
20:05-21:25

8/21(金) 『KOTOKO』
20:05-21:40

【料金】
当日のみ:一般1300円 学生1100円 会員1000円

なかなか観られない『電柱小僧の冒険』と、

代表作『鉄男』が同時上映!

そしてシネマスコーレイチオシの作品『ヒルコ 妖怪ハンター』など!

塚本監督の映画は映画館で体感してこそです。

塚本晋也監督の『野火』への軌跡を、

シネマスコーレで観て、全身で感じてください!!!

レトロチラシ

「塚本晋也×野火」全国書店で7月11日発売予定!

nobibook
太平洋に浮かぶ小さな島、したたるような緑が溢れるジャングルの中で繰り広げられる不条理な顛末は、人間の本質とともに「戦争」なるものとは何なのかをあぶり出します。それは、戦後から70年経った今を生きる私たちを直撃します。

戦争文学の金字塔・大岡昇平氏の『野火』を、鬼才・塚本晋也監督が戦後70年の今、気迫の自主制作によって映画化しました。2014年のヴェネチア国際映画祭コンペ部門に出品され、現地で物議を醸した問題作です。

自分は何と戦っているのか。命を奪うのは誰なのか。戦没者の8割が飢餓や病気によって命を落としたといわれるフィリピン戦。出口なき彷徨い、崩壊してゆく精神、戦場のリアルにこれでもかと突き落とされる強烈な映画体験が待っています。時代を超えて普遍的な「戦争」がスクリーンから臭いたつのです。

本書は、塚本監督自らが監修、作品の舞台となった「レイテ戦」とは何だったのか、「戦争」とはいかなるものか、あらゆる角度からのアプローチを試みました。

作品を深く味わうために。あのシーンの、あの一言の背景にあるものの輪郭を確かめるために。薄れゆく戦争の臭いの記憶を肉体に呼び覚ますために。ぜひ手にとっていただければ嬉しいです。

B5判/104ページ(カラー8ページ)/本体926円+税
全国書店で7月11日発売予定。全国上映劇場でも販売。
amazonでも予約受付中です。

巻頭カラー「本編スチール+監督メッセージ」
寄稿:田原総一朗「ただ「愚かしい」のが戦争だ」
監督インタビュー:塚本晋也に訊け!
「火種のようなものは、自分の闇の部分に起こるかもしれない、そこを見つめたい、と思っていた」
対談:宮台真司×塚本晋也
「<世界>があるのではなく、<世界体験>があるだけ」「お遊びは終わりなんですよ」
図解:第二次世界大戦/太平洋戦争/レイテ戦(ひとめでわかる地図・年表付き)「民間人が多く巻き込まれた大戦・ミッドウェー海戦で変わった戦局・決戦場としてのフィリピン・飢えと病気に倒れた兵士たち」
寄稿:宮台真司「『野火』は塚本晋也監督の25年に及ぶ真価の最終地点を示唆する」
キャスティングからみる『野火』「リリー・フランキー/中村達也/森優作/山本浩司/中村優子」
寄稿:篠田博之「戦争映画に久しくはぎとられていた身体性をみる」
塚本晋也の絵コンテ「妄想からの出発」
「完成台本」(詳細解説付き)
寄稿:ヤン ヨンヒ「スクリーンの兵士たちの姿は今も続く現実の中にある」
寄稿:小島秀夫「『野火』、人生ふたつめの火傷」
寄稿:篠原勝之「蛆と兵隊」
寄稿:島田雅彦「野火と塚本スタイル」
あとがき:塚本晋也

大林宣彦監督×塚本晋也監督特別対談in 尾道 開催決定!

戦後70年&『野火』公開特別企画
塚本晋也監督×大林宣彦監督2大映画作家対談in尾道~次代へ伝える戦争と平和

映画『野火』の公開を記念し、
近年『この空の花-長岡花火物語』や『野のなななのか』などで地域に根ざして、その土地の歴史と戦争を掘り下げてきた大林宣彦監督との特別対談が決定しました。
大林監督の故郷にある映画館「シネマ尾道」だからこそ実現した夢の組み合わせです。
戦争のみならず、自主映画界で走り続けてきた2人ならではの映画界裏話も!?
各回112人限定のスペシャル企画です。

日時:7月11日(土)
1 10:00~11:35『野火』       上映後、塚本晋也監督×大林宣彦監督対談 (1時間予定)
2 13:30~16:25『野のなななのか』 上映後、塚本晋也監督×大林宣彦監督対談(1時間予定)
3 18:30~20:05『野火』      上映後、塚本晋也監督舞台挨拶(30分予定)
*各回、後半にティーチインを予定しております。

料金:
●7月11日先行上映&舞台挨拶
当日券のみ/一般・大学生・専門生、シニア(60歳以上)1,800円・シネマ尾道友の会会員1,300円、高校生以下無料(シネマ尾道招待券使用不可、各種前売券ならびに割引も適用いたしません。「野火」全国共通前売券は使用可、差額を現金にてお支払いください。)
「①と②」または「②と③」のセット料金 3,400円

7月11日の座席予約方法:全席指定。窓口または電話でのご予約を受付けております。
シネマ尾道電話0848-24-8222
メールやフェイスブック等インターネットからのご予約は受付けておりません。各回定員112人に達した場合は申込みを締切らせていただく場合がございます。7月25日からの本上映は、全席自由になりますので座席予約は不要です。

【塚本晋也、皆さんに会いに行きます!プロジェクト発動】

映画『野火』公開に合わせて、塚本晋也監督が各劇場にお邪魔します。
ぜひ塚本監督に会いに来て下さい。
以下、現時点で決定しているスケジュールはこちら。
詳細は各劇場のHPなどを参照下さい。
ほかスケジュールが決定次第、随時、更新します。

6月25日(木) 金沢・シネモンド
先行上映+舞台挨拶
19時40分〜

6月26日(金)  福井・メトロ劇場
10時40分開場

7月2日(木)『野火』公開記念! 『BULLET BALLET』上映会&塚本監督トークイベント
        19時30分〜 リノベーションミュージアム冷泉荘 B棟1F2コ1多目的スペース  予約  info@mikado-info.jp

7月3日(金) 佐賀・シアターシエマ
『野火』塚本晋也監督トーク付有料試写会
19時30分〜

7月4日(土) 大分・別府ブルーバード劇場
『野火』公開プレイベント 『鉄男』35 mmフィルム上映&塚本晋也監督トークイベント

7月6日(月) 鹿児島・ガーデンズシネマ
19時30分〜 塚本監督トーク付き『野火』先行上映

7月9日(木) 大阪 シネ・リーブル梅田
        塚本監督トーク付き『野火』先行上映

7月10日(金) 広島・サロンシネマ
19時〜

7月11日(土) 広島・シネマ尾道 
大林宣彦監督との特別対談

7月12日(日) 広島・福山駅前シネマモード
13時〜

7月16日(木)  北海道・シアターキノ

7月25日(日) 東京・ユーロスペース 初日舞台挨拶

8月1日(土) シネ・リーブル梅田シネ・リーブル神戸京都シネマ 初日舞台挨拶

8月2日(日)   兵庫・豊岡劇場
        映画評論家・塩田時敏氏とのトークイベント付き『野火』先行上映

8月4日(火)   愛媛・シネマルナティック
        舞台挨拶付き『野火』先行上映

9月11日(金) 長野・まつもと市民芸術館小ホール 問合せ:松本シネマセレクト